家計簿の使い方
家計簿データの保存とバックアップ方法
再び開けば見える記録も、ブラウザの保存領域を消すと取り出せなくなることがあります。普段の保存と、別の場所へ取り出すバックアップを分けて考え、ファイルが手元にあるところまで確認しましょう。
記録を失うことに備えたい方、端末・ブラウザを変える方。現在の帳簿を守るため、復元を試す前にJSONファイルを保存して確認する前提です。
保存先とバックアップは同じではない
KAKELIRAはブラウザ内のIndexedDBへ記録を保存します。保存ボタンの成功表示はデータベースへの記録完了を示しますが、クラウド上にコピーができたことは意味しません。別のブラウザやプロファイルに、同じ帳簿が自動で現れることもありません。
ブラウザ保存の継続は保証されません。サイトデータ削除、端末の故障、保存領域の整理などを想定し、アプリの外にJSONを取り出しておきます。アプリ自身による帳簿の暗号化や、自動バックアップは実装されていません。
JSONを保存する手順
JSONには収支だけでなく、カテゴリ、設定、予算、固定費、支払記録も含まれます。CSVは日付・区分・カテゴリ・金額・メモの閲覧・集計用で、完全な復元には使えません。
- 「データ管理」を開く。普段使っているブラウザ・いつものサイトのアドレスで記録が見えるかを先に確認する。
- 「バックアップを保存」を押す。画面の表示はダウンロード開始の案内であり、最終保存の保証ではない。
- ブラウザのダウンロード先を開き、kakelira-backup-日付.json のファイルが存在するか確認する。
- どの帳簿をいつ取り出したか、自分で区別できる場所へ保管する。元のサイトデータを消すのは、必要な保存を確認してからにする。
別のブラウザへ移すときの順番
ファイルを選ぶだけでは変更されません。復元は合体ではなく完全な置き換えです。「一部だけ追加したい」ときに使う機能ではありません。確認前ならキャンセルできるので、件数が想定と違えば進めずに元のファイルを確かめます。移動先が古い保存形式のままでは、v2のJSONは読み込めません。その場合は下のエラー表の更新手順を先に行います。
- 元のブラウザでJSONを取り出し、ファイルを確認する。
- 移動先でKAKELIRAのデータ管理を開く。すでに記録があれば、その帳簿も先にバックアップする。
- 「JSONファイルを選択」でJSONを選び、書き出し日時と各データの件数が意図したものか確認する。
- 「バックアップから復元」を押し、確認画面で「現在のデータがすべて置き換わることを確認しました。」にチェックして、「置き換えて復元する」を押す。成功表示後、履歴・予算・固定費を照合する。
件数と金額の両方で確かめる
架空の空の移動先へ、収入1件と支出3件のバックアップを復元する場合、取引の件数は4件です。支出が120円・340円・560円、収入が10,000円なら、支出合計と収入合計はそれぞれ別に確認します。
¥120 + ¥340 + ¥560 = ¥1,020
¥10,000 − ¥1,020 = ¥8,980
件数が同じでも日付やカテゴリが違うことは考えられます。代表的な記録を履歴で開き、予算や固定費の支払済み状態も確認します。見た目の合計だけを根拠に、元のファイルをすぐに処分しないようにしてください。
上限やエラーが出たとき
対応ファイルは20 MiB以下で、取引100,000件、カテゴリ1,000件、設定1,000件、月予算1,200件、固定費1,000件、支払記録20,000件が上限です。形式・バージョン・金額・日付・参照関係等も検証します。上限を超えたからといって、普段の帳簿を削除してよいという意味ではありません。
復元の書き込みが失敗・中止した場合は一部だけを反映せず、元のデータを保つ設計です。ただし端末故障や強制終了まで無条件に復旧を保証するものではありません。エラーを無視して成功したと考えず、現在の記録が表示できるかを確認し、先にそのバックアップを確保します。
| 表示・状態 | 次にすること |
|---|---|
| v2のバックアップなので更新が必要 | 移動先の現在のJSONを保存・確認。他のタブを閉じ、下の「バックアップを確認して更新へ」→「更新する」。更新後にJSONを選び直す |
| JSONを読み取れない/対応形式ではない | CSVや手で編集したファイルでないか確認。元のJSONを選び直し、無理に形式を書き換えない |
| 書き出し日時や件数が想定と違う | 置き換えを確定せずキャンセルし、保存元とファイルを確認 |
| 容量・件数の上限や参照のエラー | 先に今の記録を保全。通常の帳簿を消したり、JSONの一部を削って通そうとしない |
| 更新がブロックされた | 他のカケリラのタブを閉じ、画面の案内に従って再読み込み |
| 保存領域・書き込みのエラー | 成功と扱わず現在の履歴を確認し、表示できればJSONを確保。サイトデータを削除しない |
JSONの中身を書き換えず、安全に保管する
ファイルにはメモなどの私的な情報が入る可能性があります。アドレスやカード番号を記帳に使わず、バックアップも不用意に共有しないでください。問い合わせのために帳簿全体を送る前に、個人情報を含まない手順で説明できるかを考えます。
IDやカテゴリの参照を手で書き換えると、ファイルとして開けても復元の検証に通らないことがあります。バックアップは元のまま保管します。古い保存形式のファイルにも対応範囲がありますが、不明な形式を一部だけ取り込むことはありません。ファイルのバージョンに関する案内が出たら、元のJSONを保管したまま、画面の更新手順を確認してください。
参考資料
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明細を使って確認する
一人暮らしの1か月家計簿自分の記録で、ひとつずつ。
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